こんにちは!長野森林組合です。
森林整備の様子を紹介する動画をYouTubeにアップしました。
今回はドローンによる撮影を含む4本です。是非ご覧ください。
ハーベスタによる伐倒①
1本目は高性能林業機械・ハーベスタによる伐倒の様子です。
今回は樹高約20mのカラマツをハーベスタで伐倒します。
危険な伐倒作業も安全に行うことができ、労働環境の向上に繋がります。
ハーベスタによる伐倒②
2本目はハーベスタによる伐倒の様子をドローンにて撮影してみました。
空から木を伐倒する様子をご覧いただけます。
また画面の右と左では樹種が異なるのがお分かりいただけるでしょうか?
(右側のトゲトゲした木はカラマツ、左側のこんもりした木はスギです)
鳥の目線ではいつも見ている木も違って見えますね。
カラマツのチェーンソー伐倒
3本目は樹高約25mのカラマツをチェーンソーで伐倒する様子を動画にしました。
人の背丈の何倍もあるカラマツが、狙った方向に見事に倒れていく瞬間は圧巻です。
ベテラン職員の卓越した技術が光る動画となっています。
クラッシャー地拵え
4本目は2022年6月に林野庁・北信森林管理署主催で行われたクラッシャー地拵えの現地見学会の様子の動画です。
当組合の受注した国有林造林事業で試作機を実験的に使用させていただけることになり、同様の現地見学会は2021年9月にも行われています。(組合だよりVol.42でも紹介しています。)
バックホウに取り付けるアタッチメントのクラッシャーは、中の切削刃が回転し伐採後の切り株や枝・雑草などを破砕処理するもので、山梨県の建設機械メーカー・株式会社日建様が自社の地雷除去機の技術を応用し開発した製品です。
この作業を行うことで、真夏の炎天下に行う過酷な下刈作業を機械化し省力化できることが目的ですが、従来の作業方法に比べて安全性が高まる点もメリットです。
長野森林組合では関係機関の皆様にご協力いただきながら、より安全でより効率よく低コストな森林整備を進められるよう、造林技術の確立を目指していきます。