長野森林組合は地域材の利活用促進に向け、地域の建築家さんたちと協力してPR活動をしています。その一環として、根株の有効利用を図るため、「根株×チェーンソーアート×デザイン」でスツールの制作テストをしています。
根株は文字通り「木の根っこのあたり」です。木を伐って丸太を作る過程で発生する商品にはならない部分で、山に放置されていました。
今回、4月30日(日)に筑北村のとくら沢キャンプ場にて開催された「TUMUguマルシェ」で、信州木造り工房さんのCO屋の展示と併せて、チェーンソーアートでスツール3台を当組合の女性職員が作成しました。
実演スペースには事前に制作されたフクロウと木こりのクマも飾られ、明るい雰囲気で皆様をお迎えしました。
建築士さんがデザインした設計に基づいて、チェーンソーを入れていきます。
今回使用するのはバッテリー式の電動チェーンソーなので、騒音も従来のものと比較して静かでイベントでのデモンストレーションにもぴったりです。
丸太だったものがどんどんカタチを変えていきます。さすが!
3時間ほどの作業で3点の試作品が出来ました。
今後引き続きイベントなどでのこのような実演を通して、一層のPR活動をしていく計画です。
なお、次の参加は5/28(日曜)長野市・城山公園で開催される緑と花のフェスティバルを予定しています。